こんにちはけーすけです。
前回『読書のコツ』ということで記事を書いたんですが、
合わせて読みたい↓
今回はより上級者向けの記事として
読書を『長時間続けるコツ』について今回は書いていこうと思っています。
長時間読書を続けるには『集中力』が必要だと考えるのは普通ですが、『集中力』っていうどんなものか分かっていますか?
正直僕は『集中力』なんて続いて1時間程度です。しかし5時間、6時間と僕は読書を続けることが出来ます。
それにはタイトルにもありますが、『察し力』が必要になってきます。
今回は『集中力』とはなんなのか?そして『察し力』でどう読書を長時間続けるのかの2つのテーマに沿ってお話をしていこうと思います。
1:『集中力』とは『没頭』だ
『集中力』については多くの人が困る問題だと思います。周囲がちゃんと座って話を聞いているのに、自分は落ち着けない。なんてこともあると思います。しかしそれには理由があるんです。
集中力というのは調べてみるとこんな風に定義されています。
一つの事柄に注意をして集中して取り組む。。。
うーん集中力の説明なのに『集中して』っておかしくね?
とこんな風に漠然とした概念が多く語られる『集中力』という言葉ですが、僕なりの『集中力』の定義をここではお話しようと思います。
僕が考える『集中力』というのは、『没頭』ということなんだと思います。中には『没頭』と『集中力』は違うと定義している方もいます。身近な例を挙げてみます。子供の時、砂遊びしていた時、テレビゲームしている時、好きな人とデートしている時、旅行に行っている時、いずれも時間があっという間だったと思いませんか?
それはなぜあっという間だったのかというと『没頭』していたからです。『没頭』した経験がある人はわかると思いますが、『没頭』とは『好きだから』こそ起こることです。
嫌いなことには『没頭』出来ませんよね?
2:好きだから『没頭』出来る
嫌いになることって簡単なんです。好きになることってめちゃくちゃ難しい。
だから好きになる努力をしてみること。好きになろうと思ってもないのにも関わらず、嫌いにしてしまうのは勿体無いと思うんです。
読書で言えば、ビジネス書を読むのが嫌いだとしましょう。しかし読書を好きになることは出来ます。読書が好きになれば、嫌いなビジネス書も好きになるかもしれない。
授業が嫌いでも、学校が好きになれば、授業も面白くなるかもしれない。
そんな風に考えも、なお嫌いなら『向いてない』ということで他の方法を考えましょう。
3:『察し力』とは何か
長時間の読書に必要なのは『集中力』ではなく『没頭』だと上述しました。
あれ?タイトルと違うと思った人『安心してください これから説明します!』
長時間の読書に『没頭』は大切ですが、僕はもっと大事なことがあると考えています。それが『察し力』です。
『察し力』とは?
察すること。おしはかること。
察することの他にも似たような意味として、推測、推論、推定といった言葉がありますが、ほぼ同じように捉えてもらっていいと思います。
4:『察っ』しながら本を読むこと
長時間本を読み続けるには、『筆者の意図を読み取り、何を言おうとしているのか』を予想しながら読み進めることが大切です。
テレビでドラマや映画を見ている時に、なんとなーく結末が予想できたり、展開が予測できる時って多いですよね?展開が分かっているのに、最後まで見てしまうことも多いでしょう。それは先が気になるからですよね?
つまり、予測しながら本を読み進めることで、自分の予測と筆者の主張が一致しているか?もしくは違っているのか?気になって読み進めてしまうということなんです。
特にこういう場合は、自伝や物語、エッセイ、論文みたいなものを読む時に向いています。
5:本を読む前に目次を見る
筆者の主張が分かりやすくまとまっているのが目次です。目次の流れから筆者がどのような道筋で一つのことを伝えようとしているのか?それが簡単に記されています。
多くの人が最初に目次を見るということを実践しているとは思いますが、見るだけではなく、一度『なにを言おうとしているのか?』を考える。それから本を読み進めてください。そうするとあなたの予想と筆者の主張の答え合わせが出来るのは、基本的に最後まで読まない限り出来ません。
6:まとめ
最後にもう一度、長時間の読書に必要なものをまとめてみます。
- 『集中』するのではなく『没頭』する
- 『没頭』とは好きだからこそ出来る
- 嫌いになることよりも、好きになること
- 本は『察し』ながら読む
- まず目次を見て、自分の考えを持つ
自分の考えを持って本を読むことで、考える力も大きく成長します。本を読み終えたら、終わりではないです。
考えて、自分の考えを出していくこと。一番大切なのはそこかもしれませんね