バックパッカーをやってみたい。でもひとり旅は不安という方向けの記事かなと思います。
僕は初めてバックパッカーとして旅に出た時は英語も話せないし、何より初の海外でしたが、それでもやり遂げて帰ってきました!
なぜ出来たのか?なぜやったのか?
そのためにどんな準備をしたのかについて基本的なことを伝えていけたらいいなと思っています。
1:バックパッカーの基本
バックパッカーとは?
バックパッカーとは写真みたいにリュックと身一つで旅をする人たちのことを指す。
ゲストハウスというベットがたくさん置いてあるドミトリーというところを転々と移動しながら、観光や人との出会いを楽しむことがこの旅のスタイルの最大の魅力だと思う。
Wikipediaにはこんな風に書いてある。
バックパッカー(英語: backpacker)とは、低予算で国外を個人旅行する旅行者のことを指して使われてきた言葉である。バックパック(リュックサック)を背負って移動する者が多いことから、この名がある。日本語では「パッカー」「バッパー」と略すこともある。こうした旅行(バックパッキング、英語: backpacking)はまた、自由旅行や低予算旅行(英語: budget travel)とも呼ばれる。
従来の旅行者との違いとして、移動に公共交通機関を使うこと、ユースホステルや安宿を伝統的なホテルよりも好むこと、世間的な休暇よりも長い期間に亘ること、バックパックを使うこと、観光地を見るだけでなく、地元の住人と出会うことにも興味があることなどが挙げられる。
バックパッカーは基本的にはお金を使わない。
お金を使うことが目的ではなく、旅の中での経験が全てであり、目的だからだ。
だからお金を使って豪遊したいとか、オシャレなカフェでお茶したいとかなら
普通にスーツケースとか持って、ホテルに泊まって楽しんだ方が絶対に楽しいはずだ。
バックパッカーに必要な要素
バックパッカーをやりたいと思った時の気持ちとやり終えた後の気持ちの差で気づいたことがある。
それはバックパッカーにとっては必要な要素についてです。
たぶんこの要素を持っているか持っていないかではバックパッカーをしても得られる経験に大きく差がついてくるんじゃないかなと思っている。
僕が考える要素は大きく3つ
- 好奇心
- 主体性
- 自己中心
おそらくイメージがわかないと思うので一つ一つ説明をしていこう。
好奇心
好奇心とは、知らないこと、見たことのないものを知りたい、見たいという気持ちのことだ。
この好奇心がないと楽しめないと思う。そう思うのは意外にバックパッカーの旅には危険が多いこともあるので、時々不安に襲われることもある。
その不安を打ち消して、未知の場所に踏みこむくらいの好奇心がないのなら、普通の旅行と変わらなくなってしまう。
なにも危険なことをしろと言っているわけではないことだけは覚えておいてくださいね。
主体性
バックパッカーは完全なるひとり旅だ。だからこそ全てを自分で管理しなければいけない。
洗濯物、食べるもの、泊まるところ、どこに行くのか、考えなければいけないことはたくさんある。
バックパッカーは自由だからやりたいという人も多いのかもしれないが、
実際にやってみると分かるが、自分の身の回りのことや、計画を立てているだけでどんどん時間はなくなっていく。いつの間にか1日が終わってしまうことも多い。
そんな『自分の時間を自分でどう使うかを考えること』が楽しいと思える人ならば是非ともバックパッカーをやって見て欲しい。
きっと向いているはずだ。
自己中心
自己中心は悪い意味で取られることも多いが、バックパッカーにおいてはそれは違う。
むしろいい要素になる。
僕なりの解釈で言えば自己中心=本当の自分をさらけ出すことだと思っている。
僕は、日本で生きていて、どこか会う人によって多少でも違う顔を見している自分がとても嫌いだった。友達への顔、先生への顔、家族への顔、、、
あなたもそんな経験はないだろうか?
しかし一人で旅するなかで自分のことを知る人はどこにもいない。
完全なる孤独からのスタートなんだ。
だから思いっきり自分を出して見て欲しい。日本では見たこともないような自分を見つけて見て欲しい。
本当の自分を見ることが出来るいい機会だと思うから。
持ち物
持ち物は本当に人それぞれで考えればいいと思う。
最低限の持ち物を持っていれさえすれば、死ぬことはない。
だから正直な感想で言えば、よくイメージするバックパッカーのようなでかいリュックは必要ないと僕は思っている。
僕が思う最低限の荷物一覧表
- パスポート
- お金
- 着替え
- スマホ
- 充電器
- ボールペン
- 常備薬
おそらくこの程度があれば、困ることはないと思う。
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予算
やはり気になるのはお金の話だと思います。
僕の場合ちょっと贅沢旅だったけど、半年くらい旅をしていましたが、
飛行機代込みで60万くらいだったと思います。
だいたい1ヶ月で10万円使わないくらいです。
これは東南アジアだから出来ることで、ヨーロッパとか行くとそうはいきませんが、、
大体の内訳を作ってみました
飛行機代
往復7万円
僕の場合、LCCが嫌いなので、いつもANAを使っていますのでこの価格になります。
おそらくLCCを使うとこれの半分以下くらいになると思うので参考にしてみてください。
食費
大体1日1000〜2000円に収めていました。
なので1ヶ月で大体3万〜6万円
半年で18〜20万円くらい
宿泊費
こちらも大体1000〜2000円位でしたが、200円くらいで泊まれるところもあったので、価格差が激しいです。
こちらも半年で18〜20万くらいでしょうか?
交通費
国間の移動でバスや電車に乗る機会や、タクシーに乗ることも多いです。
大体これがトータルで5万円前後くらいだと思います。
娯楽費
娯楽費というのは、要するに怪しげなお店だったり、クラブだったりというところですね。あとアクティビティみたいなもの。
これで10万くらいは飛んでると思います。
しかしこれは別になくてもいい、出費なので興味がない方は一括カットできます笑
2:バックパッカーをやるためのマインドセット
不安をなくすためにすること
初めてバックパッカーをする方、初めて海外に行く方、不安はありますよね?
僕自身も不安でいっぱいでした。
それでも旅に出たのはやぱり『楽しそう』『やりたい』という気持ちが強かったからです。
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なぜ旅をするのか?
厳しい言い方かもしれませんが、目的なきひとり旅はつまらない旅になると思います。
僕の場合は英語は話せないけど『片っ端から声をかけてコミュニケーションをとりました』
そしたら意外に通じるし、会話もできました。
だから今は英語の成績は悪くても、英語が嫌いだと思うことはありません。
むしろ好きになりました。
もっとコミュニーケーションとりたいと思うことに没頭することで英語を学び始める、再スタートにもなりました。
なんでもいいと思いますが、一つこれだけはやっておこうと思うことを決めてから旅に出て見ましょう
なぜその国なのか?
僕の場合、東南アジアに行ったのは途上国の支援やビジネスを大学で勉強してきたという背景があって、自分の目で見て見たいという思いがあったからです。
ひとそれぞれ行きたい国は違うけれども、なぜその国に行きたいのかを明確にするだけで得られる経験が変わってくると思います。
結局色々あるけど大切なのは◯◯
結局、偉そうなこと言いましたが、大切なのは自分の心に従ってやってみること。
きっとそうこの国に行きたい!バックパッカーをやりたいと思ったのは紛れもなく自分の意思であり、ある意味直感です。
直感に従って、動き出せば、なにか見えることもあるはずです。
3:バックパッカーなんて十人十色
バックパッカーは本当に様々な人がいます。
- ずっと同じ場所に留まってパソコンをいじっている人
- ひたすら観光地を訪れる人
- ひたすらクラブに行き続ける人
- カメラで写真を撮りまくる人
- カップル
みんなそれぞれ、旅の中で自分の好きなことをしています。
僕はひたすら未知の開拓をし続けていました。スラム街や違法な物の取引現場も目撃しました。
音楽が好きなら、音楽を初めての土地で聞いて見るもよし
スポーツが好きなら、初めての地でスポーツをやるもよし
なんでもありなのがバックパッカーです!
4:バックパッカーはもっと簡単に出来るはず
バックパッカーはもっと簡単に手軽にやるべきだというのを先ほども上述しましたが
それは日本人ならではの特権だと思うこともあるからです。
日本は東南アジアの国々のほとんどを短期滞在ならVISAなしで入国できますし、
イミグレーションで変な疑いをかけられることも少ないです。
『日本て信用ある国なんだな』と強く感じました。
だから旅に出ないのはもったいないと僕は思っています
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5:まとめ
いかがでしたでしょうか?
僕にとってバックパッカーは自由そのものでした。
好きなことだけをして生きている時間、、、
おかげで日本に帰ってくると現実が重くのしかかってきましたが笑
ぜひあなたにもこの記事を読んでバックパッカーをやってもらえる一つのきっかけになれば嬉しいと思っています。
それでは!