
自信があるのとないのととでは、絶対に自信があったほうがいいと思いませんか?
それでも、多くの人は『いやー無理かなー』『出来ないなー』と思って諦めてしまうことが多いはずです。
僕はでも、出来ないと思うだけでは本当に出来ないかどうかなんて分からないといつでも思っています。
だから出来ないと思うより、出来ると思ってやってみることを心掛けています。そういった行動をするために必要なのが『根拠なき自信』であると僕は思っています。
今回はそんな『根拠なき自信』をどう身につけていけばいいのか?それに基づくメリット。そしてデメリットについても触れていきたいなと思っています。
1:根拠なき自信とは?

日常生活の中でよく『自信を持て』なんて言われたことはありませんか?新社会人の方や、部活動をやっていた方、様々な場所でよく言われる言葉です。
僕はこの言葉を聞いていつも思っていたことがあります。『なんて無責任な言葉なんだろう』と。
あまりにも抽象的な言葉だと思いませんか?
根拠なき自信を知る前に、まず『自信』という言葉から知っていこうと思います。
辞書で調べると『自信』ってどんな風に書いてあると思いますか?
自分で自分の能力や価値などを信じること。自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと
じしん【自信】の意味 - goo国語辞書より引用
『自信』という言葉を聞いてあなたはもっといい意味を思い浮かべませんでしたか?
実際に辞書に書いてある『自信』とは『頑固』といっても過言ではない説明で書かれています。
ではここからは『根拠なき自信』の正体について書いていこうと思います。
根拠なき自信は言葉の通り、根拠はないけども自信があるということです。根拠とは簡単に言えば、実績やキャリアといった目に見えるものに代替することが出来ると思います。
つまり、本来は自信がある人というのは、根拠があるということです。今までやってきた実績があるからこそ自信を持てるということです。
一度富士山に登れた人ならば、もう一度登れると思えるはずですよね?
しかし一度も登ったことがない人は、登れるかは分からない。しかし登ろうと思うには根拠なき自信、つまり登れるはずだと思うしかありません。
説明がややこしくなってしまったのでここで簡単にまとめてみます。
①自信を持つというのは、根拠がある自信と言える。根拠とは今までの実績のこと。
②根拠なき自信とは、実績はないけども、出来ると思って挑戦する心のこと。
ではここからは根拠なき自信のメリット、そしてデメリットについても触れていこうと思います。

・メリット
最大のメリットは『失敗を恐れることなく、挑戦していけるということ』
やったことがないことというのは怖いものです。特に社会的責任や世間体が大切になるにつれてその恐怖は大きくなってきます。
しかし世の中の流れは速く、いつのまにか世間の常識は変わっていき、社会のシステムも変わっていきます。
いつの間にかあなた自身の実績が役に立たなくなる時が来ます。だからこそやったことがないことに挑戦していき、出来ることを増やしていくことが大切だと思います。
・デメリット
大きなデメリットはないと思っていますが、強いて言うならば、『根拠なき自信』の解釈を間違っては欲しくはないということです。
どういうことかと言うと、明らかに失敗するとわかっていることには『根拠なき自信』は役に立たないと言うことです。
例えば、よくあるパターンですが、友人がFXや株式投資で儲かっているから、自分も出来るだろうと思って手を出して失敗をするようなパターンです。
この事例の何が悪いのか分かりますか?
それは『自信の根源が自分自身ではなく、友人がやっているから自分も出来る』と勘違いをしてしまっていることです。
ここを履き違えてしまうと、失敗しかありえません。
2:根拠なき自信の身につけ方
ではどうやったら『根拠なき自信』を身につけることが出来るのか?
そのトレーニング方法について書いていこうと思います。
まずこの図を見てください。

(http://diamond.jp/articles/-/78423?page=4より引用)
多くの人が持っている心理状態というのは、図の左下の場所です。
根拠なないし、自信が低いという状態です。しかしある程度実績を積むにつれて根拠が出てきます。
しかし根拠があっても自信が低い状態というのは、ある意味非常に冷静に現実的に物事を見るようになってしまいます。
そうすると『無理だ』『生きる意味がない』なんて思ってしまう。うつ状態になることもあります。
ではどうすればいいのか?
それは、根拠がなくても自信をもってチャレンジしていくこと。後から根拠なる実績はついてくると思うことです。
そうなるために、マイナスのイメージやネガティブな思考をなくす必要があります。
そしてそれを今から紹介します。
トレーニング①:自分の強みは何かを知る
あなたには必ず、強みがあります。ないわけはありません。
その強みなんてなんでもいいです。よくビジネスシーンや就職活動で使うような強みなんて糞食らえです。
漫画をめっちゃ読むでもいいし、めっちゃうまいハンバーグ作れるでもいいです。
そうやって自分の出来ること。他より優れているところを探して見てください。
前に強みを探すという点で記事を書きましたので、よかったら参考にして見てください。
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トレーニング②:自己肯定感を持つ
日本人は自己肯定感が非常に低い国として知られています。
それがデータでも明らかにされています。

(http://diamond.jp/articles/-/78696より引用)
だから自己肯定感が低いことを、恥ずかしがったりする必要はありません。だって日本の文化みたいなものだからです。
自己肯定感が強いアメリカ。なぜ高いのか?そこに自己肯定感を高める答えがありました。
それはアメリカと日本での教育の違いでした。
日本の教育は、社会に出て、普通に生きることを想定した教育であり、出る杭は打たれるというものです。そのため個性が育たず、目立つことなく育てられます。
それに対してアメリカは実力主義であり、個性を伸ばし、オンリーワンの子供を作りたいと思う親が多いということです。
つまり、自己肯定感を培うために必要なのは、『周りは周り、自分は自分』という強い意志を持つ必要があるということです。
3:まとめ

どうでしたでしょうか?
人は皆、不安と期待を持って生きています。
しかし不安なんて漠然としたもので、本当に訪れるか分からない未来の話です。
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僕は誰しもが、自分のやりたいことをやって生きていける時代が来ることをなんとなく確信しています。
そんな時代になってから困るのは、やりたいことなんてないという人です。
なんでもやっていいよ!と言われて困る人にだけはなって欲しくないと僕は学生の人や社会人の人に訴えたい。
それではまた。